機能について
「ランディングページパフォーマンス (Landing Page Analysis)」は、アカウント内のどのランディングページに改善が必要かを見つけるのに役立つインサイトツールです。検索パフォーマンスのデータに基づいて、PPCランディングページの動作を把握することができます。
仕組み
「ランディングページパフォーマンス(Landing Page Analysis)」では:
アカウント全体で同じランディングページのデータを集計
コンバージョンを高めるために注意を要する、修正が必要なランディングページを特定
パフォーマンスの高いランディングページをハイライトし、他のランディングページの構造改善に役立てることができます。
ランディングページを最適化することで、コンバージョン率と品質スコアの向上に繋げます。
使用方法
「インサイト(Insights)」タブから直接アクセスできます。デフォルト設定では、アカウント全体の分析結果を表示しますが、アカウント、キャンペーン、広告グループ単位で提案を表示できるほか、日付範囲、ネットワーク、デバイスで考慮することも可能です。
すべての提案をCSVファイルでダウンロードして、後で確認することができます。また、クエリパラメーターを使用している場合は、表の上部にある、「クエリパラメーターを非表示(Hide Query Parameters)」というオプションを選択して非表示にすることができます。
結果について
「ランディングページパフォーマンス(Landing Page Analysis)」ツールは、アカウント全体の同じランディングページ(URL)のデータを集約します。このデータは、パフォーマンスの高いランディングページのURLと、最適化が必要なランディングページのURLを見つけるのに役立ちます。パフォーマンスに基づいて、4つのカテゴリーに分けられます。
「High Performer」
これらは、コンバージョン率とCTRが高いランディングページです。このデータを利用して、パフォーマンスの良いランディングページを特定し、最適化が必要な他のランディングページ(Expensive)にパフォーマンスの良いランディングページで機能していることを応用することができます。
「High Potential」
これらは、コンバージョン率は高いにもかかわらずCTRが低いランディングページです。これらのランディングページは、キーワードと広告の関連性が薄く、改善を推奨しています。
「Expensive」
これらのランディングページは、コンバージョン率が低くCTRが高いランディングページです。このデータをもとに、キーワードと広告の関連性、誘導先のランディングページ、ユーザーが広告をクリックした後のコンバージョンプロセスに与える影響などを分析することができます。
ランディングページに到達しても、ユーザーが探しているものが見つからなかったり、コンバージョンを完了するまでのプロセスが非常に面倒だったりする可能性があります。これにより、広告とランディングページの関連性を向上させる必要があるのか、ランディングページのコンバージョンプロセスを修正する必要があるのかを知ることができます。
「その他(Others)」
このカテゴリーは、上記のカテゴリーのいずれにも該当しないトップ支出ページを集約しています。