機能について
「曜日・時間帯別分析(Hour of Week Analysis)」ツールでは、時間単位のパフォーマンスデータを集計し、週のどの曜日とどの時間のトラフィックが最も多くコンバージョン/売上があるか確認できます。このデータに基づいて、収益性の高い時間帯の入札単価を増やし、Google広告で広告のスケジュール設定を使用して売上のない時間帯に広告が表示されないようにすることができます。
Microsoft広告アカウントに関する重要な注意事項:ご存知のように、Microsoft広告はGoogle広告とは異なり、キャンペーンごとに異なるタイムゾーンを設定することができます。そのため「曜日・時間帯別分析(Hour of Week Analysis)」ツールを使用すると次のようになります。
システムは、各キャンペーンのタイムゾーンに関係なく、選択したキャンペーンのデータを取得しますが、キャンペーンが発生した場合ということですが、例えば、午前12:00から午前4:00の間に5インプレッションあった場合、タイムゾーンに関係なく、その時間範囲でデータが適切に取得されます。これは複数キャンペーンを選択した場合でも同様です。
使用方法
キャンペーンの選択
デフォルトで、左側のツリービューですべての有効なキャンペーンが選択されています。単一またはグループのキャンペーンを選択する、もしくはラベルを選択して統合データを表示することも可能です。一時停止中のキャンペーンデータも表示する場合は、ツリーの上部にある「一時停止したキャンペーンを表示(Show Paused)」オプションを選択すると表示できます。
日付範囲の選択
デフォルトでは、過去4週間のデータを表示するよう設定されています。日付範囲を変更するには、プルダウンメニューボックスから日付を選択すると、「過去30日(Last 30 days)」、「前月(Last Month)」、「昨日(Yesterday)」、「カスタム(Custom)」などの詳細一覧が表示されます。
ネットワークとデバイス
さらに、ネットワークやデバイスごとにデータをセグメント化して、より詳細な分析を行うことができます。デスクトップやモバイルのトラフィックは、時間帯や曜日によって大きく異なるので、デバイスのデータを分けて分析するのに役立ちます。
例えば、モバイルはデスクトップと比較して週末や夜間のパフォーマンスが良い傾向にあります。モバイルのデータをデスクトップのデータと結合すると、このような考察はできません。
比較する指標を選択
結果について
グラフ
「曜日(day of the week)」と「時間(time of the day)」ごとのレポートにカーソルを合わせます。
参照
色
濃い緑は一番良いパフォーマンス
濃い赤は一番悪いパフォーマンス
薄い緑は平均以上のパフォーマンス
薄い赤は平均以下のパフォーマンス
レポート
表の各ボックスには2つのレポートが表示されます。これらは、表の上に配置されたグラフに示されているレポート情報と一致し、ツールの最初の設定で定義したレポート情報と一致します。
デモ動画