コンバージョン単価または指標比率で並び変えできないのはなぜですか?
絶対比率の指標で並び替えができない理由は、検索語句が受信したトラフィックの量が分からないためです。例えば、検索語句のコンバージョン単価は非常に低い場合がありますが、これはコンバージョンが1回しかなかったためです。「ワードクラウド(Word Cloud)」がコンバージョン単価に基づいて並び替えする場合、この検索語句は目立つように表示され、実際のパフォーマンスを決定づけるのに十分なコンバージョンがないにもかかわらず、非常に良好なパフォーマンスであるかのように見えます。
指標比率が重要であることを理解しているので、「ワードクラウド(Word Cloud)」に2つの指標を表示するオプションを用意しています。コンバージョン単価別に検索語句を表示するには、並び替え別指標として「費用(Cost)」を選択し(サイズで強調表示)、「コンバージョン(Conversions)」を2番目の指標(色で強調表示)にします。この場合、検索語句のサイズが大きく色の薄いものはコンバージョン単価が高く(高コストだが低コンバージョン)、また、検索語句のサイズが小さく、色が濃いものはコンバージョン単価が低いということです。
ショッピングキャンペーンの検索語句には、「検索語句N-grams(Search Term N-Grams)」ツールも含まれていますか?
「検索語句N-grams(Search Terms N-Grams)」は、ショッピング広告のトリガーとなった検索語句を含む「検索語句レポート(Search Terms Report)」に基づいています。ショッピングキャンペーンの検索語句のみを表示する場合は、「ワードクラウド(Word Cloud)」にデータが集約されている検索語句を特定のキャンペーンごとにセグメント化することができます。
コンバージョン列に実際よりも多くのコンバージョンが表示されているのはなぜですか?
「検索語句N-grams(Search Terms N-Grams)」は、各検索語句を個別の単語に分割し、検索語句レポート内の個別単語の出現をデータにして集計します。そのため、1N-gramsで並び替えをした場合、視覚化するコンバージョンは実際のコンバージョンよりも高くなります。
例えば、クエリに10単語あった場合、ツールは10個の単語に分割し、インプレッション、クリック、コンバージョン、コンバージョンに至ったクリックを常時出現するたびにデータとして集計します。
コンバージョン単価列にある「予測値(Projected Value)」はどういう意味ですか?
「検索語句N-grams(Search Terms N-Grams)」(推定コンバージョン単価を表示)の「予測値(Projected Value)」とは、’その単語がコンバージョンに至ったら、このコンバージョン単価になるだろう’ということを意味しています。これはその単語が高いまたは低いコストでコンバージョンに至った際の目安になり、実際のコンバージョン単価ではありません。