「広告テキストの最適化（Ad Text Optimization）」は、広告パフォーマンスデータを要素別に分類して確認するための最適化インサイトツールです。また、さまざまな広告要素に一括で変更を加えることができます。このツールはGoogle広告とMicrosoft広告アカウントで利用可能です。

まず、「キャンペーン（Campaigns）」、「日付選択（Date Range）」、「ネットワーク（Networks）」、「デバイス（Devices）」を左の列から選択して「更新（Update）」をクリックします。

ツールのメインヘッダーには広告のさまざまな要素が表示され、「見出し（Headlines）」、「説明文（Descriptions）」、「パス（Paths）」、「結合パス（Combined Paths）」(1/2)、使用可能なすべての見出しの組み合わせ、または広告全体の間でパフォーマンス表示を切り替えることができます。

他のツールと同様に、右側に「カラムセレクター（Column Selector）」が表示され、表示する指標を選択できます。同様に、左上のフィルターは独自のニーズで変更が可能です。

いずれかの広告要素を押すと、その要素内のテキストを修正できます。「更新（Update）」を押すと「修正済み（Modified）」として保存されますが、確認が完了するまではGoogle広告またはMicrosoft広告に変更の更新は行われません。また、編集している要素が複数の広告に存在する場合は、すべての広告で編集されます。要素が表示されている広告数は、「カウント（Count）」列で確認することができます。

広告要素に変更が加えられるとその横に「修正済み（Modified）」ラベルが表示され、更新の準備が整った変更内容を把握することができます。下のスクリーンショットにあるように、この変更は見出しが使われている24箇所で変更を行います。修正された要素/広告のみを表示し、インターフェースで確認することができます。

「検索と置換（Find And Replace）」機能は、広告要素のテキストを一括変更する際に非常に便利な機能です。例えば1つの使い方として、「AdWords」がまだあるすべての広告を「Google広告」に置き換えたり、2019年のオファーを2020年に変更したりする場合などです。

この機能を使用すると、独自の置換パラメーターを設定して適切なテキストと適切な広告要素に変更を加えることができます。また、バリエーションをテストするための新しい広告コピーを作成するために使用することもできます。広告のテキストを置換する場合は、「既存の広告を置き換え（Replace in existing ads）」または「新規広告の作成（Create new ads）」を選択します。「新規広告の作成（Create new ads）」オプションを選択すると、新しい広告が作成されその中のテキストを置換することができます。

完了したら「プレビューと変更の適用（Preview and Apply Changes）」をクリックするだけで、修正した広告テキストをGoogle広告またはMicrosoft広告アカウントにアップロードすることができます。このツールには、変更内容をCSVファイルでダウンロードし、クライアントやその他の関係者と共有して承認を得ることができるユニークな機能があります。承認を得た後は、CSVをOptmyzrにアップロードして、ツールから変更を適用することができます。

新しいCSVファイルを更新された情報と共にアップロードするには、下のスクリーンショットに示すように、編集した各行の横にある「Optmyzr Action」列を「edit」（小文字）というテキストで更新する必要があります。また新しい広告を作成した場合は、「new」と記入します。

さらに、これは大文字と小文字を区別するコマンドなので、小文字で入力する必要があります。こうして、システムは加えられた変更を認識できるようになります。

それぞれの列の広告IDと広告グループIDの前にスペースがあります。これはシステムが変更を認識するために形式保持が必要なため、修正をしないようにしてください。

注：CSV形式でダウンロードしたファイルをGoogleスプレッドシートを使って修正した場合は、スプレッドシートをCSVファイルとして再度ダウンロードする前に、必ずテキストのフォーマットを「自動（Automatic）」から「プレーンテキスト（Plain Text）」に変更するか、オプション「フォーマットのクリア（Clear Formatting）」を選択してください。これにより、広告IDがツールで認識されるようになります。