「ルールエンジン(Rule Engine)」の戦略は、高パフォーマンスのクエリの分析、またそれらを新しいキーワードとして、またはコストの高いクエリとして追加し、コンバージョンがないものは除外キーワードとして追加するなど、「検索語句(Search Terms)」で実行できます。
クエリを除外キーワードまたは通常のキーワードとして追加するか選択でき、定数、数式 、または単一の指標を使用して新しい入札単価を設定することができます。
平均CPC入札で新しいキーワードの追加
適切に機能している検索語句から新しいキーワードを追加します。
パフォーマンスが良く(例;過去90日間に2回以上のコンバージョンがあったクエリ)重複を避けるために、キーワードとしてアカウントに現存していない検索語句の選択。
関連する指標に基づいて入札単価を動的に設定します。
最小入札単価は平均CPCより低くはならず、最大入札単価は1 ページ目のCPCより高くなりません。
後で、広告グループに一致するクエリをキーワードとして追加するアクションを作成し、「設定後の入札単価(New Bid)」を定義します。この場合、「設定後の入札単価(New Bid)」を標準指標として設定します:
「設定後の入札単価(New Bid)」: 平均CPC | 「Min. Bid」: 平均CPC | [
「Max. Bid」: 1 ページ目CPC
検索語句分析を改善する属性
「ルールエンジン(Rule Engine)」には、キーワードとして追加する前に検索語句の改善分析に役立つ 3 つの属性があります。
「キーワードと同じ検索語句(Search term same as Keyword)」- 検索語句がマッチするキーワードと同じかどうかをチェックする条件を設定できます。
「検索語句とキーワードが同順(Search term and keyword same word order)」- この属性は、検索語句の順序がマッチするキーワードの順序と同じかどうかを分析します。この時点で正確な順序をチェックしますが、類義語、類似した単語、キーワードの類似パターンは含まれません。例えば、検索語句で “eat cake” は“eating cake” と同じではないということです。
「検索語句とキーワードの類似の割合(Search term and keyword similarity percent )」- この属性は、検索語句とマッチするキーワードの類似性を分析します。厳密な検索を行い、異なる文字でマッチする割合を見つけます。検索語句とキーワードを同じにするために必要な文字の変更数をカウントして、この割合を計算します。
現時点では、類似度の割合を計算する際に、類似した単語、類義語、キーワードの類似パターンは考慮されていません。例えば、“selling pineapple”という検索語句と“selling pineapples” いうキーワードは、文字に 's' があるので、100% の一致にはならないということです。