オーディエンス別入札調整 - ユーザーガイド
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対応者:Geetanjali Tyagi
一週間前以上前にアップデートされました

機能について

「オーディエンス別入札調整(Audience Bid Adjustment)」ツールは、パフォーマンスを分析し、ターゲットとするオーディエンスに基づいて入札単価調整の提案を行いますが、分析は、広告グループまたはキャンペーン単位でも行うことができます。このツールでは、入札調整オプションと、各調整オプションによって指標がどのように変化するかを詳細に表示します。

使用方法

キャンペーン(Campaigns)および日付範囲(Date Range)

  • 「スコープ(Scope)」 

  • アカウント全体の提案を表示します。大きなアカウントの場合は、「ラベル(Label)」または「名前(Name)」でキャンペーンをフィルターにかけることができます。

  • 「日付範囲 (Date Range)」

  • 選択したキャンペーンを分析するための「日付範囲 (Date Range)」を選択します。デフォルト設定では「過去30日(Last 30 days)」になっています。

  • 「過去14日間に変更された入札を更新 (Update Bids Changed In Last 14 Day)」

  • デフォルト設定では、過去14日間にOptmyzrを使用して入札単価の変更があったオーディエンスの新しい入札調整は計算しない設定になっています。

  • 「ターボモード (Turbo Mode)」

  • 「ターボモード (Turbo Mode)」を有効にすると、最適化によって適用されるデータの閾値が削除されます。

戦略設定(Strategy Settings)

入札調整単位(Bid Adjustment Level)

入札調整を設定する単位を選択します。デフォルト設定では、「広告グループ(AdGroup)」に設定されていますが、「キャンペーン(Campaign)」に変更することも可能です。

方法

入札単価の提案方法を以下の2つから選択することができます。

  • 「Intelligent Suggest」

  • この方法では、機械学習と様々な属性の(業界特性を含む)要因を考慮して提案を行います。デフォルトではこの方法が設定されています。

  • 「ルールベース提案(Rule-Based)」

  • この方法では、独自のルールを作成し、独自の計算式を使用して「入札調整(Bid Adjustments)」を設定できます。「入札調整(Bid Adjustments)」の設定に使用する明確な戦略がある場合にのみ、この方法を使用することをお勧めします。

目標(Goal)

最適化案の提案を行う際に使用したい戦略を選択します。例えば、クリック数を増やしたい、コンバージョン数を増やしたい、コンバージョン単価を減らしたい、ROASを高めたいなどの場合は、ここを選択します。

業界に特化

このツールは、業界データを考慮した入札調整を提案します。そのため、ツールが検出した業界特性が正しく選択されているか確認することが重要です。右上のコーナーから変更できます。

結果について

「提案を計算 (Compute Suggestions)」を押すと、最初の行に「費用(Cost)」、「クリック(Clicks)」、「平均CPC(Avg CPC)」、「コンバージョン(Conversions)、「コンバージョン単価(Cost/Conv)」、「コンバージョン値(Conv Value)」、「ROAS」が表示されます。その下には「入札調整(Bid Adjustments)」オプションのための4つの行があります。ここでは、費用、クリック数などの変化をそれぞれの変化率とともにプレビューすることができます。

右端の「入札調整 (Bid Adj)」は、どの程度アグレッシブに提案を表示するかを示しています。例えば、「 -15 to 15」は提案が現在の入札単価より15%以上高くまたは低くならないということを意味しています。各行をクリックすると、提案が表示されます。

提案のある行を選択すると、「費用の変化(Change in Cost)」、「クリック数の変化(Change in Clicks)」、「平均CPCの変化(Change in Avg CPC)」、どれが「予算の限られたキャンペーン(Campaigns limited by Budget)」かが表示されます。

以下の結果では、「現在の入札調整率(%)(Bid Adjustment %)」の列には既存の入札調整率が表示され、「設定後の入札調整率(%)(Bid Adjustment New %)」列には新しく提案された入札調整率が表示されます。

ターゲット(Targeting)

ツールの提案は、ターゲティングとモニタリングの両方のオーディエンス設定に対して機能します。結果は、キャンペーン/広告グループごとにどのタイプの設定が定義されているかを「ターゲット(Targeting)」欄に表示します。

「ターゲット(Targeting)」設定では広告グループが特定のオーディエンスに絞り込まれますが、「モニタリング (Observation)」設定ではキャンペーンや広告グループのリーチには影響しません。これらの設定はGoogle広告アカウントで定義されていますので、詳細はこちらをご覧ください。

Google広告へ変更をアップロードする

適用する変更を選択した後、「入札調整の変更を適用 (Apply Bid Adjustment Chages)」をクリックします。変更内容を確認する画面が表示され、設定後の入札調整がリアルタイムでGoogle広告にアップロードされます。選択した変更のみが適用されます。

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