機能について
「コンバージョングラバー (Conversion Grabber)」は、入札単価を増やすことで利益を得ることができるキーワードを見つけ、より多くのコンバージョンを獲得することができます。
仕組み
この最適化はGoogle広告アカウントの中から、コンバージョンがあったものの、広告ランクの影響でインプレッションシェアを失っているキーワードを検索します。そして、コンバージョンに最もプラスの影響を与えるキーワードに対して、選択的な入札単価の引き上げを推奨します。
過去30日間のデータを分析しますが、日付範囲を変更して異なる期間の結果を表示することも可能です。
使用すべき理由
インプレッションシェアが低く、コンバージョン獲得につながるキーワードを見つけ、その入札単価を増やすことでより多くの売上とトラフィックをサイトに誘導できるため、コンバージョンに良い影響を与えることができます。前提として、コンバージョン獲得につながるキーワードが多ければ、より多くのコンバージョンが得られるということです。
この最適化機能は2週間ごとの実行をお勧めします。
使用方法
パラメーターの設定
まず画面の左側で、最適化を適用するキャンペーンと、結果を分析する際に考慮する「日付範囲(Date Range)」を選択します。それから、使用するフィルターを選択します。デフォルトでは、ツールは「Top Suggestions」に基づいて提案を表示します。オプションは以下の通りです。
「Top Suggestions」
デフォルトで選択されており、上位の提案を表示します。
「コンサバティブ(Conservative)」
コンバージョン数の多いキーワードが表示されます。
「ノーマル(Normal)」
コンバージョン数が「アグレッシブ(Aggressive)」よりも多く、「コンサバティブ(Conservative)」よりも少ないキーワードが表示されます。
「アグレッシブ(Aggressive)」
コンバージョン数が1のキーワードでも表示されます。
「カスタムフィルター (Custom filter)」
結果を表示する際の分析する指標をカスタムで設定することができます。
入札単価の増加
選択したキーワードに新しい入札単価を設定します。「入札単価の設定 (Set Bids)」メニュー(スクリーンショットのA)から自動で行うか、「新規の入札単価 (New Bid)」(スクリーンショットのM)から手動で編集することもできます。
自動更新の場合は、パーセンテージの数値を選択して「更新 (Update)」をクリックします。例えば、「現在の入札単価(Current Bid)」+ 10%を選択した場合、入札単価は現在の入札単価より10%増加します。
手動更新の場合、自身で新しい入札単価を設定することができます。
他の最適化と同様、結果はCSVまたはGoogle広告エディターファイルとしてダウンロードすることが可能です。
結果
結果を表示するために使用するパラメーターは以下の通りです。
広告ランクによるインプレッションシェア損失率が30%以上発生しているキーワード
キーワードは少なくとも1回のコンバージョンが必要
結果の確認後、「変更適用 (Apply Changes)」ボタンをクリックすると、システムはGoogle広告またはBing広告アカウントに新しい入札単価をアップロードする前の確認メッセージを表示します。
キーワードの自動入札
画面にこのようなメッセージが表示された場合は、自動入札に登録されているキーワードの中に、コンバージョンはあるものの、インプレッションシェアを失っているものがあることを意味しています。自動入札のキーワードの入札額を変更することはできません。
ただし、目標CPAまたは目標ROAS戦略を使用している場合は、「目標CPA最適化 (Optimize Target CPA)」または「目標ROAS最適化 (Optimize Target ROAS)」を広告グループ単位で使用して目標CPAと目標ROASを変更することで、そのようなキーワードのインプレッションシェアを高めることができます。
ご質問がある場合は、サポートチーム optmyzr_support@ad-flex.com までお問い合わせください。