機能について
「ディスプレイプレースメント除外(Display Placements Exclusion)」はGoogleディスプレイネットワーク上で、無駄な費用を発生させているパフォーマンスの低いプレースメントを一時停止させることができる最適化ツールです。
使用すべき理由
「ディスプレイプレースメント除外(Display Placements Exclusion)」最適化では、無駄な配信費のあるプレースメントを見つけ、ビジネス目標 - 「ブランド(Branding)」、「トラフィック(Traffic)」、「コンバージョン(Conversions)」に基づいて除外することができます。また、同じドメインのキャンペーン間でデータを集計することもできます。
何ができるのですか?
この最適化では、キャンペーンのビジネス目標に基づくプレースメントは除外されます。各 目標には異なる分析指標があります:
「ブランド(Branding)」:インプレッション単価
「コンバージョン(Conversions)」:コンバージョン単価
「トラフィック(Traffic)」 : クリック単価
表示される提案は、選択した指標の中央値に基づいています。例えば、キャンペーンの目標が「コンバージョン(Conversions)」の場合、コンバージョン単価の中央値を上回るすべてのプレースメント がリストに表示されます。 「ディスプレイプレースメント除外(Display Placements Exclusion)」最適化で使用される提案は過去30日のデータに基づいていますが、変更も可能です。
仕組み
パラメーターの設定
システムが分析を行う際の指標はキャンペーンで設定した「目標(Goal)」に応じて異なります。選択した目標は、広告が表示される各プレースメントのパラメーターを考慮に入れます。
「トラフィック(Traffic)」(クリック単価)は、中央値よりも大幅に高いクリック単価のプレースメントを表示します。
「ブランド(Branding)」(インプレッション単価)は、中央値よりもかなり高いインプレッション単価のプレースメントを表示します。
「コンバージョン(Conversions)」(コンバージョン単価 )は、中央値よりも大幅に高いコンバージョン単価のプレースメントを表示します。
提案されたプレースメントは、選択した指標の中央値にそって比較されます。より多くの提案を受信したい場合は、「コンサバティブ(Conservative)」または「アグレッシブ(Aggressive)」を選択します。
「コンサバティブ(Conservative)」: パフォーマンスが良くない場合は、プレースメントを提案する前に、もっと時間をおきます。
「アグレッシブ(Aggressive)」 : パフォーマンスが良くない場合は、プレースメントを提案する前に、少しだけ時間をおきます。
結果を理解する
結果は「プレースメント(Placements)」別に表示 され、中央値よりも大幅に費やしたものを分類します。
また、「プレースメント(Placements)」が表示された個々の「キャンペーン(Campaigns)」によっても分類されるので、それら個々の「キャンペーン(Campaigns)」も考慮して決定を下すことができます。
除外する「キャンペーン(Campaigns)」を選択した ら、それらを一時停止することができます。