はじめに
「ショッピングキャンペーンビルダー2.0（Shopping Campaign Builder 2.0）」は既存のショッピングキャンペーンまたは新しいショッピングキャンペーンの作成時に使用できます。ウィザードが、キャンペーン設定の手順を案内します。既存のキャンペーンで作業する場合は、ウィザードはプロセスのステップ5に直接移動します。
マーチャントフィード（Merchant Feed）の選択
次の画面では、ツールはOptmyzrにリンクされているすべてのショッピングフィードを表示しますが、特定のアカウントでの利用が可能です。表示されたフィードから選択する、または新しいものをリンクすることができます。
キャンペーンタイプ（Campaign Type）の選択
ステップ3では、作成するショッピングキャンペーンのタイプ - 通常のショッピングキャンペーンまたはスマートショッピングキャンペーンから選択します。スマートショッピング キャンペーンの作成過程は、通常のショッピングキャンペーンを作成する過程とは異なります。それは、スマートショッピングキャンペーンの方が管理が容易だからです。
作成戦略（Creation Strategy）の定義
ここで、「キャンペーン（Campaign）」、「広告グループ（Ad Group）」、「商品グループ（Product Group）」の作成戦略を選択します。「Brand」、「Googleカテゴリー（Google category）」、「商品のタイプ（Product Type）」など複数のキャンペーンを作成するために使用する属性を選択します。
選択した属性のすぐ下に、その属性のバリエーションの数とその適用範囲が表示されます。バリエーションの数は、作成されるキャンペーンの数を表しています。適用範囲が100%未満の場合、フィード内の一部の商品に選択した属性の値が不足しており、どのキャンペーンにも含まれないということです。
構造の選択
ここでは、各キャンペーン内の「広告グループ（Ad Group）」と「商品グループ（Product Group）」の構造を選択します。デフォルト設定での最初の単位は、「広告グループ（Ad Group）」が作成される単位で、「キャンペーン（Campaigns）」を作成する単位になります (新しいキャンペーンを作成する場合)。
例えば、「Brand」別にキャンペーンを作成する場合、広告グループ作成戦略の選択を「Brand」のままにしておくと、1つの「広告グループ（Ad Group）」が作成され、「商品グループ（Product Group）」がその中に存在するようになります。
「ショッピングキャンペーンビルダー2.0（Shopping Campaign Builder 2.0）」を使用すると、より細かい単位、すなわち、2段階レベルでキャンペーンを設定することもできます。例えば、各「Brand」+「商品タイプ0（Product Type 0）」の組み合わせでキャンペーンを作成する場合です。
追加設定（Additional Settings）の指定
ここでは、「入札戦略（ Bidding Strategy）」、「販売国（Country of Sale）」、「日予算（Daily Budget）」の合計、「キャンペーン グループ名（Campaign Group Name）」、「キャンペーン名のフォーマット（Campaign Naming Format）」、「広告グループ名のフォーマット（Ad Group Naming Format）」を設定したり、キャンペーンごとに除外キーワードを管理するように設定することができます。
注 ：予算は、すべてのキャンペーンの合計予算で、共有予算ではありません。ここで入力した数字がキャンペーン数で分割され、それが各キャンペーンの予算になります。この予算は、使用しているフィード内の商品別に発生した費用に基づいています。
除外キーワード
「ショッピングビルダー2.0（Shopping Builder 2.0）」を使用して「ショッピングキャンペーン（Shopping Campaigns）」を作成する際に、パターンに基づいて除外キーワードを追加できます。こうすることで、クエリベースのキャンペーン、または指名ならびに非指名キャンペーンの管理に役立つでしょう。除外キーワードのリストは、「ショッピングリフレッシャー（Shopping Refresher）」、「広告グループ（Ad Group）」、「商品グループ（Product Group）」によって自動的に更新されます。
入札と予算（Bids and Budgets）
ここでは、作成されたキャンペーンの確認と、広告グループ、商品、商品グループのそれぞれに含まれているものを視覚化します。「入札と予算（Bids and Budgets）」は、必要に応じて、値を押すと手動で変更することができます。
すべてのキャンペーンはデフォルト設定で「有効（Enabled）」になっていますが、個別に「一時停止（pause）」にすることができます。
「キャンペーン（Campaign）」の横にあるアイコンをクリックすると、キャンペーンや広告グループの命名規則を割り当てるウィンドウが表示されます。
プレビューと適用（Preview and Apply）
この最後のステップでは、システムはフィードからデータを取り出し、定義した構造に当てはめます。作成されるすべてのキャンペーンおよびその中の広告グループと商品グループを確認できます。確認できたら、「適用（Apply）」ボタンをクリックして変更をGoogle広告に更新します。
ロジックと構造を１度だけ適用するのか、または適用した後保存して自動更新するように選択することもできます。その場合は、承認する前に自動化の頻度を設定できます。