機能について
このツールはキャンペーンがウェブサイトにもたらしているトラフィックを視覚化します。また、異なる「都市(City)」、「地域(Region)」、「国(Country)」別のパフォーマンスの内訳を、地図と表の形で表示します。
使用すべき理由
インプレッション数やクリック数などの標準的な統計データとは別に、ROAS(Return On Ad Spend)データを見ることで、どの地域がより高い投資効果を上げているかを知ることができます。このデータは、「都市(City)」、「地域(Region)」、「国(Country)」ごとに分類することができ、投資収益率の高い地域を見つけることが可能です。
また、無関係なトラフィックを促進して、アカウントにかかる費用を上げている地域を検索して除外したり、コンバージョン率の高い地域を特定して、その地域向けに別のキャンペーンを作成することも可能です。
視覚化モード
「地域別ヒートマップ(Geo HeatMap)」には、視覚化と分析を容易にする2種類の視覚化モードがあります。
バブルモード
バブルは、拡大/縮小すると場所に合わせて結合し複数の位置の累積データを表示します。
非バブルモード
非バブルモードでは、それぞれの場所に独自の円があり、パフォーマンスごとに赤や緑に色分けされています。赤いバブルはパフォーマンスの低い場所を、緑のバブルはパフォーマンスの高い地域を示しています。
使用方法のヒント
Google広告の考察を地域別に取得
入手したデータに基づいて、ROASが高い地域(都市、地域、国ごと)の入札額を増やすための最適化案を得ることができます。また、地域別にキャンペーンのパフォーマンスを把握することで、適切なオーディエンスをターゲットにすることができます。
広告が正しい地域に表示されていることを確認します
「地域別ヒートマップ(Geo HeatMap)」を使用する際は、アカウントが正しい地域からデータを取得していることを確認してください。コンバージョンのない国や都市からのクリックが多い場合は、広告が無関係なトラフィックを誘導し、費用を計上させている可能性があります。その場合は、その地域を除外するか、別のキャンペーンを作成して最適化するのがよいでしょう。
例えば、ローカル向けの商品を販売している会社が、その商品を輸送していない地域で広告を出している場合などです。こういう場合は、売り上げにつながらない地域で不必要にお金を無駄にしているということになります。
よくよせられる質問はこちらをご覧ください。
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