「ルールエンジン(Rule Engine)」でのROASの使い方
ROASを指標として選択すると、システムは、それを定数値と (割合ではなく)みなします。
例えば、費用が$100 で、コンバージョンの合計値が$500 の場合、Google広告はコンバージョン値/費用を5とレポートします。ROASを取得するためにこれに100を掛けると、この場合500%になります。
戦略を複製する方法
同じアカウントで戦略の複製を作成する場合は、メインページの「すべての戦略(All Strategies)」に移動し、「アクション(Actions)」の 「複製(Duplicate)」を押します。ただし、複数のアカウントで戦略を使用する場合は、「グローバル戦略(Global Strategy)」に切り替えると、各アカウントごとにコピーすることなく、すべてのアカウントで利用できるようになります。
「グローバル戦略(Global Strategy)」は、「カスタムワークアウト(Custom Workouts)」に含めることができ、「最適化(Optimizations)」タブから直接アクセスすることができます。
戦略ページの右側の「アクション(Actions)」を修正することで、「戦略(Strategy)」から「グローバル戦略(Global Strategy)」に移行することができ、同じ「アクション(Actions)」ボタンを使用してアカウントの特定の戦略に戻すことができます。
「ルールエンジン(Rule Engine)」で入札単価の制限を変更する方法
最大入札単価を制限するには、計算式の数値 (USD 10 など)、指標 (「Top Position CPC」 など)、または数式を使用します。
例えば、最大入札単価を現在の入札単価の125%以下に制限できます。
「自動入札(Automated Bidding)」と「ポートフォリオ戦略(Portfolio Strategies)」の最適化
「自動入札(Automated Bidding)」と「ポートフォリオ戦略(Portfolio Strategies)」はGoogle広告によって完全に自動化されており、Googleがポートフォリオ内のすべてのパフォーマンスデータを集計し、それを使用して入札単価を決定するため、サードパーティー製のツールで編集することはできません。
Googleが定める制限に基づいて作成した回避策は、「ルールエンジン(Rule Engine)」の目標CPAまたは目標ROAS戦略を使用して、広告グループ単位で目標を変更することです。
ただし、これらの戦略は標準戦略でのみ機能します。
目標CPAまたは目標ROASをキャンペーン単位で最適化
「ルールエンジン(Rule Engine)」を使用して、目標CPAまたは目標ROASをキャンペーン単位で調整できます。適用できる変更は以下のとおりです:
スマートショッピングの目標ROAS
標準ショッピングキャンペーンの目標ROAS
検索キャンペーンの目標ROAS
検索キャンペーンの目標CPA
注:ルールを作成する際に、正しい広告チャンネル/サブチャンネルが選択されていることを確認してください。そうでなければ、目標ROASの変更が1度にすべてのキャンペーンに適用されます。
Microsoft広告
Microsoft広告APIの制限により、キャンペーンにパフォーマンスデータがない場合、そのようなアクションを適用しても「ルールエンジン(Rule Engine)」のレポートに表示されません。
一度適用されると、レポートの変更に20分から1時間程かかる場合がありますのでご注意ください。
Amazon広告
Amazon APIの制限のため、Amazon Rule Engineで提案された入札単価と推奨入札範囲には対応していません。