はじめに
「ルールエンジン(Rule Engine)」のウィザードは、独自のルールエンジン戦略を作成するための方法すべてを案内します。ウィザードの1 ページ目では「独自戦略の作成(Create my own strategy)」を選択します。
次のステップは、戦略が主に分析すべきものを選択します:
「キャンペーン(Campaigns)」、「広告グループ(Ad Groups)」、「キーワード(Keywords)」、「商品グループ(Product Groups)」、「検索語句(Search Terms)」、「プレースメント(Placements)」、または「地域(Geo)」。「地域(Geo)」を選択すると、「国(Country)」、「地域(Region)」、「都市(City)」、「市町村」の中から選択します。
ルールの作成後は、この設定を変更できませんのでご注意ください。
「戦略名(Strategy Name)」と詳細
最初に行う設定として、「戦略名(Strategy Name)」を付けます。戦略の内容を識別できる名前を使用すると良いでしょう
「ルール(Rules)」の編集
作業を開始するにあたり、当社はカスタム戦略用にいくつかのサンプルルールを追加しました。編集する「条件とアクション(Conditions and Actions)」をクリックします。
右側の「設定(Settings)」のオプションから、「カスタム変数(Custom Variables)」, 「カスタム日付範囲(Custom Date Ranges)」, 「外部データの追加(Add External Data)」, 「Key-Value Pairs」を作成できます。
「フィルター(Filters)」と「プレフィルター(Pre Filters)」
この設定では、特定のラベルを持つキーワードや広告グループに対して戦略を実行できます。Google広告では商品グループにラベルを付けることができないため、この戦略が商品グループで実行されている場合、このフィルターは機能しません。
また、戦略の「プレフィルター(Pre Filters)」を作成することもできます。これにより、システムは必要なデータのみを読み込むため、アカウントが大きいほど、ツールの実行速度が速くなります。
以下に示すように、「フィルター(Filters)」と「プレフィルター(Pre Filters)」
は「スタート(Start)」シーケンスにあります。
「カスタム変数(Custom Variables)」
「カスタム変数(Custom Variables)」は、戦略で一貫して使用する値を割り当てるのに使用します。計算式/数式を使用する場合は、新しいルールや数式を作成するときに値を手動選択する代わりに、計算式やルール内の異なる場所で変数を使用する場合に非常に便利です。設定方法はこちらをご覧ください。
外部データの接続
「ルールエンジン(Rule Engine)」のスプレッドシート機能を使用して、任意のソース(CRMやサードパーティツールなど)からあらゆるデータ(コンバージョンタイプ、または通話)をアップロードでき、それをGoogle広告アカウントに適用させることができます。Google広告で利用できない指標を使用して、入札単価を変更したり、キーワードのステータスを変更することができます。設定方法はこちらをご覧ください。
「カスタム日付範囲(Custom Date Ranges)」
一次分析の結果改善のために、必要なオフセット期間を使用して「ルールエンジン(Rule Engine)」内で使用する独自の「カスタム日付範囲(Custom Date Ranges)」
を追加します。設定方法はこちらをご覧ください。
これらが設定できたら、ルール条件の定義を開始できます。